映画『eatrip』で「食」に関することを考える・・・喜んで買ったパンフレットに「あなたの食の記憶は?」というアンケートで数名の回答がある・・・なにげなく考える・・・なんやろぅー うーん。ふっと思い浮かぶのは祖母が暮らしていた京都(宇治)の家のこと・・・家長は樽・桶職人で家じゅうに桶があった。庭に小屋があって、それは漬物のためだけの小屋で、当然家長のひいじいちゃんの作った大きい樽で何種類ものぬか漬けが漬けてあった。子どもだったから、その小屋は臭くてあまり好きではなかったが、ひいばあちゃんが漬けたぬか漬けは本当に美味しかった。「どぼづけ」って言っていたように記憶している。おそらく「古漬け」のことだったのだろう。そして一人ひとりに箸箱があってきちんとテーブルセッティングをされている様子がすごく印象的で「わたしがやるっ」とすすんでお手伝いをしたなぁ・・・ 実は、今わたしは漬物をすすんで食べなくなっている。美味しいと思わない。ひいばあちゃんのぬか漬けがあまりにも記憶に残っていて他のものが好ましくないようになってしまっている。 『eatrip』とBCCKSというWeb本が作れるサイトがコラボして
「食の記憶」が公開されている。投稿もできる。↑写真はいつだったか・・・友人が来てくれて作ったごはん。