今日、夕方暗くなってカブと公園にさんぽに行ったら、中学生くらいのお兄ちゃんたちが、テニスラケットを片手に公園の植え込みを覗き込んでいる・・・「ボール紛失したな・・・」とすぐにわかる。そんなとき、たばさがいると「たばさ!ボール!」と声をかけるとすぐさま植え込みにもぐり込みたちまちボールを探し出す。そういうことが何度もあって、お年頃で知らないおばちゃん(わたし)とはあまり話さないようなお兄ちゃんたちの表情が晴れ晴れとして「すごい~」「ありがとうございますぅ~」なんて言ってもらっていた。そんなときのたばさはとっても誇らしげだったように思う。実はわたしも小鼻がふくらみつつ誇らしげだった。カブは後ろをチョコマカくっついてきて、カブもたばさお姉ちゃんってやっぱりすごいと思っていたはず。↑たばさ・箱入り(苦笑)肝臓の数値はずっと悪い状態だったので、弊害がでて、肝性脳症の症状がではじめた頃。脳に障害がでるので、徘徊のような症状で、痙攣もする。これは辛くて真夜中にたばさを抱いて切ない時間を過ごした・・・でも、そんな時間もわたしにとっては大切で、貴重な時をもらった気がしていた。たばさが病んで、老いて、弱っていく時を一緒に過ごせたことは本当に感謝している。