![]() ↑カメラ目線がたばさ。後ろでひかえている子分がカブ。見にくいが、さりげなくカメラ目線。 その、噛まれた人は知り合いのおじさんで。大勢集まっていて、食べ物も たくさんあるような場だった・・・そのおじさんはたばさとカブに 色々と食べ物を与え続けていた・・・ま、いっか・・・とそれはあきらめていたのだ。 当然、犬たちはそのおじさんのところへ入り浸る。それがおじさんを勘違いさせて 「なついている」と思ってしまったのか、たばさの頭をホレ、ホレと軽く叩いたりしていた。 そんな侮辱的なこと、わたしでさえしない。たばさとカブにもちゃんと心がある動物。 ちょっと食べ物を与えられて信頼関係なんて築けるはずがない。 ホレ、ホレと叩いているときに「やめてください」ということを 言えなかったのだ、でも何かしないと・・・わたしがおやつをたばさに あげるために呼んだら来るよな・・・などと考えていた矢先にその おじさんの手に歯を当ててしまった・・・わたしはすぐに謝った。 おじさんは「噛みよった」と言った。そりゃーそうやと内心思いながらも すいませんと言うしかなく・・・ただ周りの人はさりげなくたばさを悪者に しないような感じに見えたのはありがたかった。 わたしは複雑な気持ちを抱えたまま・・・でも、たばさは堂々としていた。 救いは、その時、その瞬間、わたしはたばさを叱らなかった。 もちろん、おじさんには謝罪したが、たばさを叱ることをしなかった。 後に、そのことをたばさを診てくれていたホメオパシーの 先生に話しをすると、先生の意見としては「その場で、たばさちゃんの 目の前で、そのおじさんにちゃんと伝えるべき。たばさちゃんがなぜ 抵抗したのかを・・・」をはっきり言われた。犬が人を傷つけたのは 犬が悪いのではなくて、飼い主のわたしの責任なのだ。 もうこの世にはたばさもそのおじさんもいない。 でもわたしは学ばせてもらったそのことを忘れない。
by tabathatokabu
| 2010-08-15 02:39
| 思い出たばさ
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