『一個人』no.130

ときどき『一個人』の特集で興味のあるときに購入する（だいたい仏教関連・・・）今回もどのページも興味深くわかりやすく読む。ゴータマブッタの悟りの内実のひとつ「因縁生起」をわかりやすく解説されている。「ハニービスケットの作り方」という絵本を例にあげて、孫が祖母にハニービスケットを作るには「何がいるの？」の質問に祖母は「まず大きな牧場と牝牛がいなきゃ」と答える。美味しいミルクのための牝牛、サトウキビ畑やミツバチなど、そして太陽、いい土、雨・・・ひとつのハニービスケットができあがるためには欠かせないものがたくさんある。そしてハニービスケットはかけがえのないものとなる・・・というものも因縁生起の視点として説明されている。全てつながっているという仏教の考え。この雑誌を読みながら映画に向かっていたら予告で『四つのいのち』↓というのがあった。「地球がまるいのは、ぜんぶ繋がっているから」と。十三の第七藝術劇場では5月公開。覚えていたら見に行こうと思っている。