『博士の愛した数式』小川洋子著

ブームが去ってしまった中で読むのもなんか乙なものな気がした・・・確か映画化されてテレビでもやっていたほど前のものなのだけれど・・・そして、周りで読んでいる人も多く「よかった」との感想を聞きながらも・・・読む機会がなかった。拝借する機会があり、読み出すとあっという間に読み終える。何か読んでいない時はほとんどないが、小説を読むのは久しぶり。物語の中に、あまり興味のない野球のことが登場するのだが「博士」という人物像がとても興味深かった。小説の映画化はよくあるが、聞くところ、わりと「本の方がよかった」ということが多いのではないかな。