ほぼ日刊イトイ新聞で建築家1年生の光嶋裕介さんが施主との出逢いから完成までの奮闘記のコンテンツがある。施主は内田樹さん。家を1軒建てるのは初めてという建築家に依頼した内田さん曰く「若い人にチャンスを与えるのは、年上のたいせつな仕事ですから」 年をかさねると誰もが自然に寛大になっていくということではない。年をかさねるほどに何かにしがみつくという人も多いのではないか。 ↑大好きな写真。小さく丸まって寝ている のがたばさ。カブはおねえちゃんにくっつ くのが好きだった。 わたしは最近そんな出来事に遭遇する。 倒木更新という言葉を知ったのはいつだったか・・・ 森の循環には色んな更新があって、そのなかに 倒木更新というのがある。 それは古くて朽ちた倒木が新たな芽の土台になるのだ。 倒木には長年培ったものがある。 それを次の世代にまるで喜んで身を投げ出しているような その姿がとても感動した。 そういう生き方っていいなぁ・・・と思っていた。 自分もここまで生かされてきたのにはそういう倒木のような 土台の上にいる。自分が土台になるのは、70歳?80歳? いや、そうではないのではないか。 今すぐにでもできることなのだと、準備(気持ち)だけは万端。
by Tabathatokabu
| 2011-09-30 19:05
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