著者は「働き方研究家」として活躍されているそうだ。まえがきに「この本は働き方をめぐる探索の小さな報告書です」とある。インタビューは、柳宗理さん、パタゴニア社、帯広の像設計集団、などなど多数。本書のヨーガン・レールさんの言葉に「わたしのデザインから生み出されるモノの量を考えると、いつも複雑な気持ちに駆られる。美にかかわる職業の中でも羨ましく思うのは、ダンサーと俳優だ。彼らは人々の心に記憶として刻みつけられるもの以外、何一つ残さないから」とあるのだが、わたしが数年前にモノを売ることが苦しくなってしまったことがあったのだがそのときは自分の持ち物を大量に捨ててお茶を濁した。そしてTabathaには厳選されたモノだけになった。
by Tabathatokabu
| 2011-10-05 23:22
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