江宮隆之著の『白磁の人』の映画化。監督は高橋伴明さん。原作自体、作り上げている小説というより、浅川巧さんという実在の人物の史実を基に丁寧に書かれている。映画では浅川巧さんと韓国人の友情を中心に、描かれている。映画の中でお葬式が3度あった。韓国人のお葬式、日本人のお葬式、そして最後に浅川巧さんのお葬式では韓国と日本と合同のような共成のような・・・そのお葬式で何かを表現されているように感じる。もちろん、どちらも厳かで素晴らしい(お葬式が素晴らしいとは不謹慎だろうか) 残念だったのが、柳宗悦さん役に塩谷瞬さんが・・・あの二股騒動が印象的で、ついつい集中できず。役者さんってプライベートを払拭するくらいの存在感が必要なのだな・・・と。
by Tabathatokabu
| 2012-06-13 20:29
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