
タイトルとはなんら関係のない内容の本かも。興味深かったのは「女性嫌悪の国アメリカが生んだサクセスモデル」の内田氏の考え。アメリカの開拓時代の男女の比率(女性が少なすぎる)によって生じたこと諸々・・・から西部劇の映画の発達などなど・・・おもしろい。そして、内田氏が思春期に家出をし、がしかし、失敗し、でもやっぱり出た(大学の寮へ)ということ(東京出身で東京の大学にもかかわらず)・・・これは、うちの旦那さんの思考回路とほぼ同じで笑ってしまった。「両親とは距離があった方がよい関係でいられる」と旦那さんから聞いたときに、両親と近すぎるわたしは少々の衝撃があったのだが、なるほど、なるほどと現在では納得の一途を辿り「ほんまにそうやわ」と着地した。