「まえがき」で胸を鷲づかみにされた本。というのも、わたしが「ボランティアってなんだろう」と考えをめぐらせていた時に「ちょっと待て・・・そもそもボランティアは西洋のもので、そのままわたしたちにははまらないのんとちゃうかしら・・・なんて思いつき(誰でも思いつくことだろうが)それから、ぐいぐい引き込まれ、その時の自分なりの着地点があった。それからボランティアということと向き合う環境から離れたため、あまり深めていない。さて、『反哲学入門』の著者木田さん曰く「よく日本には哲学がなかったと言われますが、わたしもそう思いますし、哲学がなかったことを別に恥ずかしいことだとは思いません「哲学」というのは、やはり西洋という文化圏に特有の不自然なものの考え方だと思うからです」 どんな形であれボランティアを批判、 否定はしていない。ただ、とても 難しい行為であることはそうなのだと 思っている。
by Tabathatokabu
| 2012-07-12 23:21
| 本のこと
|
ファン申請 |
||