前出の『大阪アースダイバー』にインスパイアされた著書だそう。大阪・京都・奈良の三都市の聖地(釈さんがコーディネイター)を巡りながら対談されている。『大阪アースダイバー』で、大阪に縁あるわたしにとって(単に大阪出身なだけだが、今は西宮に暮らしているので郷愁している)興味深かった。お祭が夏にある所(天神祭や祇園祭)と、秋にある所…とあったのだが、わたしはお祭といえば「夏」だったが、夏のお祭は都市。都市には人が多いから、疫病が流行る。疫病を流す祭。「秋」は、農村の祭だそうで、現在、都市であっても祭が「秋」であると、以前は農村だったそうだ。書中では上町台地を巡っているのだが、上町台地は日本初の都市である可能性は高い…そうだ。きっと、そうだと思う。
by Tabathatokabu
| 2013-09-14 13:30
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