「一生に二度とは帰ってこないいのちの一秒だ。おれはその一秒がいとしい。ただ逃してやりたくない。それを現すには形が小さくて、手間隙のいらない歌が一番便利なのだ。」…石川啄木の『一利己主義者と友人との対話』から。 犬と暮らしていると、この「いのちの一秒」という感覚がとてもリアル。 12歳の健康体ではない老犬との一日、一秒は瞬く間の変化があって、追いつけない時もある。追いつきたくて息切れしながら走ってしまうこともある。 でも、今、犬がいることを心からおもしろがるよりほかはない。 ↑カブの為の窓。老いてからは この窓から外を眺めることが多く なった。
by Tabathatokabu
| 2014-03-29 10:00
| 犬たちのこと
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