第一章 なぜひとを殺してはいけないのか…から第八章まで、あらゆる「死」について養老節が繰り広げられている。淡々とした養老先生の語り口のまんまの文章で、あっという間に読み終えるだろうと、波に乗っているようだったが、不意打ちみたいに終章の部分で涙が滝のように流れてしまった。 「周囲の死を乗り越えて生き延びる。それが人生ということなのだと思います。」 養老先生、このことだけ書きたかったのかも…と思った。 ・
by Tabathatokabu
| 2014-05-15 15:47
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