犬と暮らし始めてから、定期的に旅行に出ることはなくなったが、旅行の前には先ず第一に「本は何を持って行くか」ということを考える。旅先で読むための本選びが何よりも楽しくわくわくする。目的もなく書店をうろつくこともいいが、旅先を想像しながら本を選ぶときはよい。今回はこの「白川静 漢字の世界観」を迷わず選択。以前から読みたいと思っていたが、難しそうで敬遠(台湾だったので、単純に…漢字学者白川静さんの本を…)そしたら(わたしの本選びの時の際の大切な存在)松岡正剛さんが白川静さんの入門書を書かれていた。 台湾では、人が何を話しているかさっぱりわからないけれど、街に溢れる漢字の世界はなんだか馴染みがあるし、わかる気がする。漢字を学ぶことが当たり前で、わたしたちは大人になると、普通に読み書きできているけれど思い返すと、子どもなりに、頑張って漢字の勉強をして覚えたよなぁ… この本を読んだら、頑張ってよかったと、ちょっと思った。 ・
by Tabathatokabu
| 2014-05-27 01:19
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