則天去私

写真は走る老犬。カブが訳もなく走っている姿は生きる喜びそのもの…とわたしには映るのだ。とても好き。
施設に入った祖母のことで、母からある打診があり「それはおばあちゃんが喜ぶことぉ？！」と反応してしまった。なぜわたしは、すぐに「OK!」と言えなかったのだろう。とりあえず快諾して、それから話し合う事も出来たはずだったのに。咄嗟の時や身内の事などはついつい本性が先に出るものだ。

則天去私とは「天に則して私を去る」
夏目漱石の晩年の悲願の求道。








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