以前に読みかけてやめて、また読みだし、でもやめて、今回三度目の…だ。 そういう本って…ある。よくある。タイミングって大切。 何度も挫折したのは、多分タイトルが問題だったのかも。寝ながら…では無理(わたしの理解度では…)で、なんかそのギャップに無意識に慌ててしまっていたのだ。 「私たちは他人の言葉を語っている」の中で… ソクラテスの「ダイモン」は「ことばを語っているときに、私の中で語っているのは私ではない」という言語運用の本質を直観した…の後に(内田さん自身が)自分が語っているのはそのほとんどが、誰かから聞かされたことだと。これは「女たちよ!」で伊丹十三が同じようなことを言っている。あれもこれもみんな人からの受け売りだ…と。 そこを読んで、わたしはそれこそ直観的に、伊丹十三ファンになった。 ・
by Tabathatokabu
| 2014-06-30 16:06
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