WASALABY

思い出がたくさんのWASALABYが閉店…ということで出かけた。わたしにとってWASALABYが特別なのは、15〜6年前に黒田泰蔵さんの作品が見られる唯一のギャラリーだったから…もしかすると関西にもあったのかもしれないが、当時はインターネットもなく情報というものが本当に少なかった。わずかな情報を手繰り寄せては足を運ぶ。今から考えるとそんなことが不便ではなく、とてもよかった。すっ飛んで伺ったWASALABYで、黒田泰蔵さんのインタビュー記事をコピーしたものをたくさんいただき、黒田さんの白磁に至るまでのことを知り、ますますファンに。その後お会い出来てますますのますますファンに。
写真で見た黒田作品の実物見たさにWASALABYへ行ったのが、Tabathaの原点かもしれない…
おしゃべりなわたしが静かに感謝を込めてWASALABYをあとにした。
ちょっと感慨深いものがあった。
「Taizo Kurodaの白磁は（…）鋭さとやすらぎを与えます」とても納得。