やや久しぶりの内田氏。 日本の政治と外交、戦中と戦後の断絶、合気道をめぐって、『仁義なき戦い』を鑑賞して、戦後の相貌…の5章で、わたしは3章の「合気道をめぐって」が特に楽しめた。内田樹さんの師匠と弟子の話しが大好きだ。 ー抜粋ー 師弟関係に弟子は自分の手持ちの物差しを当てはめてはならない。それを思い知るのが「学ぶ」ということの出発点なんです。「オープンマインドになる」ということが学びの出発点であり、それさえできれば後はもう自学自習なんです。 自分の物差しを捨てちゃった人間はなんでも学ぶことができる。 師匠というのは、そのような開放状態に弟子を導き入れるための一種のトリガーなんです。 ・
by Tabathatokabu
| 2015-05-12 01:40
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