着物ではなくて浴衣の写真なのだが、稲葉賀惠さん。 着付けを習い始めて、理想とする着物の人はどなたか・・・と(そういう目標がほしい)探すでもなく探していると、出会った稲葉さん。これだ!と思った方。 著書の『マイフェイバリット きものに託して』を時々眺めては希望と不安の入り混じるため息をひとつふたつ・・・ この浴衣は「有松絞り」という技法で、現在は職人がいないので途絶えているそう。 日本民芸館のカーテンがこの有松絞りだったそうで当時、七十代なかばになった作家さんにお話されて作ってもらったそう。 こういうエピソードを読むと心が動く。途絶えた技法については切ないのだが、それよりもなんかそういう着物とご縁があった稲葉さんの気持ちになってしまえる。 明日は浴衣を着てのお食事会。わくわく。
by Tabathatokabu
| 2015-07-29 20:24
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