ある方の家に訪問した。そこは山の上にあって、階段なので車では前まで行けず、大変だと聞いていた。暑かったしどこでも車、エレベーター、エスカレーターに乗るわたしにはやはりしんどかった。 でも家の中にいると、森の中にいるようで、こんなところで暮らしていると暮らす前と後では相当な変化があるように思い、質問すると「キッチンをよく使うようになった。包丁とか・・・」とおっしゃっていた。必ず外食だったそうだが・・・そうだな、ふらりと外へ出てさっと食べて帰る、または買って帰ることができないよな・・・うん。もっと心の変化みたいなことを期待していたが、包丁を使って無かった人が使うって、やっぱりかなり変化なのだろう。 みんなはぁはぁふぅふぅと階段をあがってくるのを涼しい顔で迎える住人の方がなんかちょっとすごい人に見えてしまった。譲り受けた土地でなく、自分で探して買うことにした人なので、やっぱりおもしろい人だな・・・とやっぱり納得したある夏の日の午後。 追記、住人の方は歩いたり走ったりというスポーツマンではない。むしろ逆。頭と手先の人。
by Tabathatokabu
| 2015-08-29 12:21
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