『趣味と芸術 謎の割烹 味占郷』杉本博司

婦人画報の連載にこの「謎の割烹・・・」があり、好きだった。かといってこのためだけに毎月婦人画報を購入するのもなぁ・・・う～ん。この連載が1冊になったらいいのになぁ～なんていつも思っていたら・・・なった。嬉しい。秋の夜長のよき友になりそうだ。

＜抜粋＞偏屈で嫌みな割烹のおやじとなって、顔を隠して登場することにした。
私の知らない古き良き時代には、こんなおやじがいたかもしれない。
魯山人と湯木貞一が、酒神バッカスの宴に招かれたといった想定で、私の想像上の割烹を自作自演してみた。