駅から家までは川ぞいを歩くことが多い。桜の季節が終わり、新緑に胸踊り、そして昨年あたりから植えられた紫陽花が咲きはじめている。 家に帰ると、もう耳も遠くなって寝てばかりのカブは出迎えてはくれない。 ほとんど寝ていて帰宅に気づかないので、生きているか安否確認をするのが常になっている… が、今日はピーピーと小鳥のさえずりが聞こえた。小鳥がお出迎え?空耳かと思ったが、家の中に小鳥が飛んでいた。 誤って入って少しパニックになっている。閉まっている窓めがけて激突したりしてかわいそう。窓を開けたら、するりと飛んでいった。 一瞬でも小鳥がわが家にいる様子に幸福感を抱く。 傍らにカブが爆睡していたのだが、その顛末を全然知らないのもまたいい。
by Tabathatokabu
| 2016-06-04 18:15
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