犬の瞳

犬たちにいろいろと話しかけると「なに？」「なになに？？」って首をかしげる・・・特にたばさのかしげかたはキビキビしていておもしろいからしょっちゅういろんな質問をする・・・彼女なりに知っている単語を聞き取ろうとキビキビかしげる・・・「さんぽ」「ごはん」「行こか？」「タンタン」などは嬉しい言葉で「耳」「お風呂」「目やに」「ブラシ」などを聞き取ると、さささっ～とどこかへ行ってしまう。
カブにも同じように質問すると、途端に目をそらす・・・聞きまくったら逃げる・・・カブの行動の基準はお姉ちゃん（たばさ）だから自分で聞き取り訓練をする必要なく育った。

昨日、あの有名な黒ラブなのに真っ白になってしまったソニアちゃんが出ていた。
飼い主さんが亡くなってからみるみる白くなったらしい・・・
一番かわいがってくれて、一緒に寝ていたお父さんが亡くなったそう・・・
そして動物の気持ちがわかる人が登場し、ソニアちゃんの気持ちを
言葉にしてもらっていた・・・
「大好きだったおもちゃのこと」「亡くなったお父さんのコートの上で寝ていたいこと」
でも一番強く思っていたのは、お父さんが亡くなってから「お母さんがふさぎがち
だったことが心配だということ」だった・・・お父さんが亡くなって「悲しい」「淋しい」
という自分のことよりもそばにいるお母さんのことを心配しているなんて・・・
号泣＆号泣。
犬の瞳は本当に澄んでいてきれい。そしていつも飼い主を見つめている・・・
わたしなんか「なんか欲しいんちゃうん」って自分が欲のかたまりだから
そう思うけれど、本当は見守ってくれているのかも・・・なんて思った。