「はい。さようなら」

先日実家の母が・・・ちょっとある人と話してておもしろかってんけど
その人「わたし７０歳になりましたので、これにて失礼。さようなら」と
言って子どもさんに別れを告げて、老人介護つきの集合住宅に
引っ越したそうやねん・・・　そんな生き方あるねんねぇ（羨望）
と言っていた。　父も母も、先祖代々とか親だから、子だから・・・
とか言うことがあまり好きでない（拒絶とも言う）
わたしには子どものころからのアルバムがない。これは災害など
で喪失したのではなく、また両親の怠惰でもない（と思う）
両親の生き方なのだろう・・・　アルバムの有無で親の愛は
量れない・・・ということ。目に見えない世界は見える世界と
同じだけあるのだろうと・・・
「わたしの夢は子どもに迷惑かけへんことやねん」といつも母は言う。

写真↑趣味の畑仕事を前に心躍らせながら長靴を履きながらたばさを
見る父。　左奥の方にカブがいる。こっそり盗み食いをしている。