よく「自分の名前、嫌いだったけれど、段々と好きになって、今は好き」ということをよく聞くが、わたしは物心ついたときからなんとな~く好きだった。わたしの名前はいたってフツウ。でも母は発音のアクセントをオリジナルなものにしていた。まるで外人さんが発音するみたいに・・・初めて聞く人は「んんん???」となるが、今は全国的に広まった感がある・・・(この意味はわたしの名前を知らない方にはとても申し訳ないのだが・・・そうなんです)そして名づけ親の父はとにかく漢字の意味を重視していたらしいので「芳」という漢字を使うことにこだわった。38年間生きてきて、特に教養のある人から「あなたのお父さまは学者さんか何かですか?」とよ~く、それはそれはよ~く聞かれた。「いえ、普通の商人です・・・ん?普通ちゃうな、へんこな商人」この「芳」という漢字の意味は漢源語辞典やお坊さんが戒名をつけたりするすごい辞典などに詳しく記されていて「誉高い・行動力、志が美しい・名声賢者・立派な人物のたとえ・・・」などという意味なのだそう・・・こんなに褒めちぎられるとは思わなかったのだが、かなりの名前負け。わたしが男の子だったら絶対に「壮」という字をつけたそうだ。父曰く「男には壮!」なのだそう・・・ちなみに姉には「后」という字を使っている。これまたかなりのこだわりの意味がある。友人が「名前」のことをブログに書いていたのでちょっと触発された・・・