 着物ではなくて浴衣の写真なのだが、稲葉賀惠さん。 着付けを習い始めて、理想とする着物の人はどなたか・・・と(そういう目標がほしい)探すでもなく探していると、出会った稲葉さん。これだ！と思った方。 著書の『マイフェイバリット きものに託して』を時々眺めては希望と不安の入り混じるため息をひとつふたつ・・・ この浴衣は「有松絞り」という技法で、現在は職人がいないので途絶えているそう。 日本民芸館のカーテンがこの有松絞りだったそうで当時、七十代なかばになった作家さんにお話されて作ってもらったそう。 こういうエピソードを読むと心が動く。途絶えた技法については切ないのだが、それよりもなんかそういう着物とご縁があった稲葉さんの気持ちになってしまえる。 明日は浴衣を着てのお食事会。わくわく。  ▲
by Tabathatokabu
| 2015-07-29 20:24
| 生活のこと
 画像ブレてるが、パン屋さんへ向かうカブ。 これが楽しみで楽しみで・・・が、暑いのでこちらが参ってしまい 嗚呼もう今日はやめようかな・・・とくじけそうになりつつも・・・とここで愚痴をこぼしているのだが、このひとときがわたしにとってもやっぱり極上の時間なのだ。 最近はわたしも川へ入ることにしている。 ↓こちらは顎あたりまでの深いところを慎重に歩いているカブ。 こんな深いところも入られるようになった。 スイースイーではなくて、トコトコトコ。  ▲
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| 2015-07-29 20:14
| 犬たちのこと
 ご覧あれ、この思慮深そうで、賢そうなアイリッシュセター。9才。 わたし的に、犬の好みとしては、野性的なこと。人間の言うことをまずは聞かないような犬が好みだ。そういうと、スコッチテリアがわたしにはぴったりだったのかもしれない。それでいて、飼い主には忠実で、根っからのツンデレな感じだ。人間から見ると、そんなに賢くないように見えると思う。常に自分で物事を考えるので、人間なんかに指示されたくないのがスコッチテリアだから。犬側から見ると、それなりに賢いのだと思う。 このアイリッシュセター・・・やっぱり賢いのだろうなぁ。 大阪では(広範囲ではわからないが・・・わたしの育った大阪)お勉強の出来る賢い子のことを「かしこ」(手紙のおわりに書くものではない)といって一目おかれながらもちょっとからかわれていた。おもろい子が人気。かしこでおもろいって少数。そんな子おったっけ。あほでもおもろかったらそれでいい。 ▲
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| 2015-07-28 19:51
| 犬たちのこと
 世間の相場として小さいパックに10個ほど入ったミニトマトが300円くらいで売られているだろうか・・・どさっと収穫されたミニトマト。 ドライトマトにしようかどうか迷いながら、カブのおやつにしていたら、旦那さんが知らずに便が赤い！と驚いていたっけ。 明日はミニトマトのショートパスタにする。 よしもとばなな原作の『海のふた』という映画を観た。スピード感０で考え事をしながら観られて、それはそれでとてもよかった。菊池亜希主演で、彼女以外ほとんどメジャーでない俳優のキャスティングがとても好ましかった。来年の夏は原作を読んでみよう。 鶴見俊輔さん逝去の訃報を受け、新聞の追悼などを読んでいると、かつてたった１冊だけ読んだ『かくれ佛教』を再読中。 知の巨人、今こそ(安保法案云々の・・・)鶴見俊輔さんの意見が聞きたかった・・・という声多数。うん・・・人生は失ってはじめてわかるのだなぁ・・・ 詩人、于武陵を訳した井伏鱒二の訳 ・・・人生足別離 「サヨナラ」ダケガ人生ダ。 寂しいだけだったが、今となってはなんともしみじみするなぁ。わりと好き。 ▲
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| 2015-07-28 19:49
| 生活のこと
 夏になると「冷麺、冷麺」と連呼する旦那さん。 冷麺って具のことや、茹で上げてからの麺のあつかいとかまぁまぁめんどくさい。 一皿完結が旦那さんの好みで、これはこれでまぁまぁめんどくさい。 でもその一皿の中に宇宙を見る思いであれこれ工夫するのは、わりに楽しい。 冷麺は今までアレンジしすぎてしまったのでスタンダードっぽくしてみたらちょっとドキッとした。 原点回帰。 最近、卵を食べるようになった。ベジタリアンはタンパク質摂取が難点(これはわたしの場合限定)夏バテしないように食べているのだが、長年食べなかったら卵をわるのがめっちゃ下手になってておかしかった。錦糸卵とかもちょっと得意だったのに、ボロボロになった。 卵は、生は苦手になっているのも少し驚き。戻ったようでそうでない。 ▲
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| 2015-07-25 00:21
| 料理のこと
 昨夜、睡魔に襲われていつもより数時間も早く倒れこむように寝た。 夏の夕方の習慣であり、ちょっと好きなひとときの蚊取り線香をつけること・・・ それをすっかり忘れて寝てしまった。すると、早朝に蚊が耳元でぶぃーんと飛んでいる。 飛んでるアピールいらんやろ！と怒りながら目覚め、蚊取り線香をつけるの忘れてたからだと気づいた。化学的なものを使用していない蚊取り線香なので、効き目をあまり期待していなかったが、効果あるんちゃうん～と起こされたけれど、ちょっと嬉しくなる。 わたしの髪はシャンプーの香りではなく、蚊取り線香の匂いがする。 ▲
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| 2015-07-22 12:35
| 生活のこと
 お楽しみの年齢当ても、ちょっと飽きてきていた・・・が、久しぶりに好みの 犬が登場してまた盛り返す。気分屋な自分を発見。 このコは1歳と予想したが、10か月だった。おしい。 おしいときも自分をほめる。なかなかやん・・・と。でも、全然当たらないと叱咤激励はなし。見た目がお好みではないコなんて当てにもいかずスルー。勝手な女。 今回、写真が大きい。謎。 ▲
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| 2015-07-22 12:27
| 犬たちのこと
 大雨が降ると、川の水がカフェオレ色で濁流がざぶざぶ。 そんな危険な川へは立ち入らないカブだが、雨があがるといろんなもの が流れ着くのか、なんなのか、とても熱心に散策する。 写真は雑草がなぎ倒されてその上を歩けるようになっている。 おわかりいただけるだろうか・・・カブの視線の先あたりに鴨さんがいる。 鴨さん、補色でわかりにくい。目が悪くなっているカブには動いていても 全然わからなかった。若い頃は大騒ぎで追い立てていたけれど、今はカブも鴨さんも平和。なんだか微笑ましかった。 ▲
by Tabathatokabu
| 2015-07-20 20:35
| 犬たちのこと
 四季の移り変わりはグラデーションのはずだが、自分の中で、さあ今日から はじまる・・・という日があるように思う。そういう朝が今朝だった。 何年も前にとても気に入って買ったキャミソール・・・肩紐が長くて ずり落ちてしまうからイライラして着なかったが、今朝ようやく縫った。 この、なんでもない些細なことがなかなかできない自分。 そんな自分とは一生決別できないだろうが、気持ちのいい朝や、鳥の囀りの力をかりてぼちぼちできれはいいのではないか・・・と。 自分自分の自分中心ではなくて周囲との調和で物事が進むという感覚。 そんな気楽な感じ。 朝顔の模様の箱。カブの友だちからのプレゼント。 水色の朝顔のあたり・・・爪痕？ ▲
by Tabathatokabu
| 2015-07-18 12:57
| 生活のこと
 久しぶりに小説を読んだ。いつも本は手放さない生活なのだが 小説は読まなくなって久しい。・・・といいつつ、去年は三浦しをんの 「仏果を得ず」を読んで、やっぱり小説はええなぁ～としみじみしたの だった。先日、読み終えたのは小川洋子の「猫を抱いて像と泳ぐ」だ。 これは数年前に入院するときに友人にプレゼントしてもらってそのまま 読まずにいたもの。 切なくて儚いのだけれど、とても愛おしくなる素敵な物語だった。 何度も涙した。わたしはとても涙もろくて小説ではけっこう泣くので それを敬遠して小説をあまり読まなくなったのかもしれない。 中学生になったころから小説にはまり、特に作家を制覇することにはまり 好きになった作家のものは全部読みたい気持ちになっていた。 ひとりの作家から泉のように様々な人生劇場はあまり生まれない・・・という 結論に至る。それが悪いのではない。むしろそんな感じが好きだった。 人間が人間を描いている感じが好きだった。 ▲
by Tabathatokabu
| 2015-07-17 12:31
| 生活のこと
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